2007年からハワイにご縁があり、住んでおります。
昭和41年、3人兄弟の長女として生まれ、両親にとても可愛がられて育ちました。
母方の祖母と同居していたこともあり、中学生ぐらいまで、いつも祖母と神社やお寺に連れられてお参りにいく、そんな子供時代を過ごしました。
明治生まれで主人を戦争で亡くし、祈りの力で多くの困難を乗り越えてきた祖母の姿を見て育ったせいか、子供の頃から神様の存在を身近に感じていました。
22歳で祖母が他界してからは、25歳で世にいう幸せな結婚をして家庭に入りますが
価値観の違いで3年後に離婚、一人息子を手放してから現在に至るまで、両親に相当心配をかけましたが、直感にしたがって自由に生きてきました。
30代は住まいを転々としながら、ウエイトレス、本屋、写真屋、パソコン教室の受付、事務員など生きていくための仕事をしながら、毎日ひたすら本を読んで過ごしました。
しかしある時から、自分が何か本当に心からしたい仕事はないだろうかと考え、探し始めます。
34歳の時、奈良県の小さな会社の営業事務で社員になるための試用期間で働いていた時に、
専務(その会社の奥様)から「あなたは事務員には向いていないから社員には登用できないけれど、きっとあなたに合う仕事があるはずだからそれを探しなさい。」と言われその会社を辞めます。 当時とてもショックでしたが、今思えば専務の言葉は本当にしたい仕事への導きだったんだと感謝しています。
それがきっかけで現在の本業であるリフレクソロジー、マッサージの世界に入ります。
そして、リフレクソロジーのサロンで出会ったのが今の主人で、一緒にハワイに来てマッサージ店を開業することになります。
最初は右も左も分からない異国の地で毎日が不安で不安で仕方なく、何かあると日本に帰りたいと泣き言を言っていましたが、それでも有難いことに多くの方に助けていただき、何とか2年後の2009年にマッサージ店を開業しました。
そして40代から今に至るまで、日本の両親に会いに行く時以外はハワイに居て仕事をし、たくさんの経験をさせてもらいました。
しかし2020年3月にコロナでお店が一時閉店になります。
4年経った今、何とか営業していますが、一言では言えないたくさんの事を経験させていただきました。
そして愛犬せなと生きてきたこの13年間を懐かしく振り返ることが多いこの頃です。